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2014年9月25日

こんにちは、歯科衛生士の坂本です。
乾燥が気になる季節になってきましたね。水分補給にスポーツドリンクなどのジュースを頻繁に取ったり、のどが乾燥してノド飴を頻繁に舐めたりしてませんか?

実はこれ、とても虫歯になりやすいです。

私たちの口の中には常在菌という様々な菌が居ます。
だいたい唾液1ミリリットルに一億個の菌が居ると言われています。
その中には虫歯の原因になる虫歯菌もいます。
お口の中は普段は中性なのですが、お食事やジュース、お菓子などの炭水化物や糖分を摂ると虫歯菌が酸を出し口の中が酸性になり、歯が溶けていきます。
では、そのままずっと溶け続けるのか? と言うとそうでは無く、私たちの口の中にある唾液の働きによって溶けた部分を修復したり、お口の中を中性に戻してくれます。
私たちの口の中では、酸が歯を溶かす「脱灰」と それを修復しようとする「再石灰化」が同時に行われているのです。

しかし、この修復作業の再石灰化が十分じゃないのに、また糖分をとってしまうと、歯はどんどん溶けて虫歯になってしまいます。
なのでジュースや間食などの炭水化物や糖分は、少しずつ回数を分けて摂るのではなく、一回で摂る方が虫歯になりにくいです。
最近はノンシュガーや、キシリトールという虫歯にならない甘味料配合の商品がスーパーや薬局、コンビニなどでいろんな種類が置いてありますので、
オススメです。


2014年9月18日

先日9月14日、15日の連休に福岡までマウスピース矯正の講習会に
行って参りました。
今回は最新のマウスピース矯正についてお話したいと思います。
マウスピース矯正とは透明のプラスチック製のマウスピースを歯にはめて
少しずつ歯を移動させる矯正方法です。
ですから歯を目的のところまで動かすには何組(上下の歯列それぞれに必要です)
ものマウスピースが必要です。
特徴はとにかく目立たない。矯正圧が弱いのであまり痛くない。
手軽に出来る。事です。

しかし
マウスピース矯正は今回のマウスピース矯正開発責任者であられる
石田先生もお話していらっしゃいましたが歯列矯正治療において
第一選択肢ではなく針金を使ったり床
(入れ歯のような矯正装置)を使ったりするものはどうしても
受け入れられないという方に用いる矯正方法になります。

マウスピース矯正はなぜ第一選択肢にならないのか。
以下の理由によります。
1、適用範囲が少ない
2、矯正圧が弱いので時間が掛かる
3、他の矯正方法に比べて費用がかかる場合がある
4、自分ではずしたり入れたり出来るので患者様により進行度がまちまちである。
5、症例によっては他の矯正方法に比べるときれいに並ばない。

以上のことから私のマウスピース矯正の感想は
矯正治療はしたいが絶対に大掛かりにしたくない。
目立たない事が第一でそこそこ前歯が並べば多少時間や費用がかかっても構わない
といった希望をお持ちの方にお勧めできる矯正法ではないかと思います。


               

マウスピース矯正.JPG

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サエグサ歯科医院 院長・三枝司

サエグサ歯科医院
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院長・三枝司

当院は、中野区の沼袋駅から徒歩1分と交通のアクセスがよく、静かな住宅街の中にある歯科医院です。患者様とのコミュニケーションを育みながら、アットホームな歯科医院を目指しています。

当院の診療方針は、できるだけ歯を削らない、できるだけ歯を抜かない、できるだけ痛みのない治療です。

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