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2014年12月29日

これも一般的には聞き慣れないワードですが歯科治療を行うためにはきわめて  
重要な手法です。
特に歯内療法(根の治療(以後 根管治療))において行うべき処置の一つです。

ラバーダム防湿は治療する歯にゴムシートの傘をかぶせてその歯だけを隔離させる方法です。
ラバーダム防湿は「防湿」とあるように術野への唾液の侵入を遮断しひいては細菌の進入を防ぐ大きな役割を担っています。
また、根管治療では、いかに感染源を取り除くかにありますが、
そのためには治療中のストレスをなくし治療しやすい環境整え
治療の質を高めることが重要です。
ラバーダム装着の経験がある患者様へのアンケートでは約9割以上の方がラバーダム装着の治療を希望していると報告されています。

ラバーダム防湿の目的

・無菌的処置
  唾液の進入防止
・安全化
  器具の誤嚥防止
  薬剤の漏洩防止
  器具からの粘膜面の保護
・治療の効率化
  舌、口唇、頬の圧排
  デンタルミラーの曇り防止

ラバーダム防湿の治療効率化

  舌、口唇、頬粘膜を圧排できる
  呼気でミラーがくもらない
  唾液の進入を防止できる
       ↓
  根管の観察が容易
  両手が使える
  唾液で器具がすべることがない
       ↓
  ストレスなく効率的に治療に専念できる

以上のことから当医院では根管治療においてラバーダム防湿処置を実施しております。
ラバー.jpg

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サエグサ歯科医院 院長・三枝司

サエグサ歯科医院
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院長・三枝司

当院は、中野区の沼袋駅から徒歩1分と交通のアクセスがよく、静かな住宅街の中にある歯科医院です。患者様とのコミュニケーションを育みながら、アットホームな歯科医院を目指しています。

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