2015年5月

こんにちは、歯科衛生士の坂本です。
今日は歯磨き粉の量についてお話します。
少し前まで、お口の中が泡だらけになって長く磨けないという理由で歯磨き粉は少量が良いと言われていました。
しかし最近では、フッ素の効能が再評価されていて
歯磨き粉は歯ブラシにたっぷり付ける方が良いとされています。
そして歯ブラシの後のうがいは、1回程度にして歯磨き粉がお口に残るくらいの方が良いようです。

今、市販されている歯磨き粉のほとんどにフッ素が入っていますが、虫歯になりやすい方はフッ素の濃度が950ppm以上の歯磨き粉の使用をオススメします。
当院では、スタンガードというフッ素濃度970ppmの歯磨き粉も置いていますので、気軽にお声かけ下さい。

歯科衛生士の坂本です。
お口のメンテナンス(定期的なお掃除)に来られている患者さまにはクリーニング後、お口のマッサージをしております。

歯茎には、たくさんの毛細血管やリンパ管が集まっていて、そこに不純物が溜まることにより歯茎の痛みや歯周病の悪化の原因にもなります。
また全身につながるツボが40以上あり、マッサージすることにより体全身のリラックス効果や
唾液の分泌が促進されることにより口臭や虫歯・歯周病の予防、血行を良くし免疫力アップなど体にとても良いです。
気持ちが良いので、是非自宅でもしてみて下さい。

やり方は、
1、爪を立てないように気をつけながら、指の腹で歯と歯茎の境目を小刻みに10秒ずつマッサージします。
2、奥から出前に大きくなでるように3、4回動かします。
3、下から上(歯の根から先に向かって)に弧を描くように動かします。

やり過ぎには注意し1日1回程度でやってみて下さい。