マウスガード サエグサ歯科医院
マウスガード
去る、平成28年9月4日(日)に東京都歯科医師会が主催する日本スポーツ歯科医学会認定マウスガード講習会に参加させていただきました。
マウスガードの目的は
① 口への直接的外力から歯(特に前歯や修復装置)を保護する。
② 口唇、舌、頬に対する歯による損傷を防止する。
③ 下あごに外力が加わった時に上あごとの破壊的な接触から歯および修復装置を保護す る。
④ 衝撃力からあごの関節を保護する。
⑤ あごの関節および歯列を介しての脳への衝撃による脳震盪やより深刻な脳へのダメー ジを防ぐ
ことにあります。
もちろん、マウスガードをすれば上記のものすべてを防止できるわけではありませんが軽減出来る事が期待できます。
歯は自己修復機能がありませんから折れたり脱臼したりで結果的にお口の機能低下や外観不良をもたらします。
講習会で実際に自分で測定させていただきましたがマウスガードをして噛みしめるとしていない時に比べ噛む力は3割ほど強く噛めました。パフォーマンスの向上は二の次ですがマウスガード装着時の方が握力も明らかにがあがりました。
注・現時点では身体能力の向上は未だ統一された見解は得られていません。