子供の歯磨き
こんにちは、歯科衛生士の坂本です。
前回は乳歯の虫歯についてお話しましたが、
今回は乳歯のみがき方についてお話していきます。
まず、
楽しく歯ブラシをしてるところを見せて、楽しいイメージを与えて下さい。
歯が生えてきたら、お口の中をよく観察しよく触れ、触られることに慣らしておきましょう。
歯が生えてきてすぐはガーゼで優しく触る程度でいいです。
それに慣れてきだしたら赤ちゃん用の歯ブラシで1〜2回触る練習をしてよく褒めてあげて下さい。
機嫌を伺いながら嫌がったらすぐにやめて泣かせないようにして下さい。これを一月くらい続けましょう。
慣れてきたら、いよいよ歯ブラシを始めます。
機嫌をとりながら一本につき10〜20回くらい磨いて下さい。
コツは、歯ブラシをえんぴつ持ちし力を抜いて磨くことです。
上の前歯を磨く時、歯ぐきと上唇をつなぐ小帯と言われるスジを当てないように、反対側の手でガードします。
歯ブラシ中は話しかけたり数を数えたりして下さい。
お子様が一人できちんと磨けるようになるには、歯磨きの指導を定期的に受けている子でも小学4〜5年生くらいになってからです。
保護者の方の仕上げ磨きは、小学校高学年くらいまで続けるようにして下さい。
当院では、お子様への歯磨きの指導やお掃除、フッ素塗布もしておりますので、ぜひ一度受診して下さい。